14年前にリリーフランキーさんの｢東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~｣を読んでから、ずっと好きな詩があります。

母親というものは

無欲なものです

我が子がどんなに偉くなるよりも

どんなにお金持ちになるよりも

毎日元気でいてくれることを

心の底から願います

どんな高価な贈り物より

我が子の優しいひと言で

十分過ぎる程幸せになれる

母親というものは

実に本当に無欲なものです

だから

母親を泣かすのは

この世で一番いけないことなのです

葉祥明さんの｢母親というものは｣という短詩です。

今日は母の日なので、贈り物をしたり、電話やLINEで感謝を伝える方々も多いと思います。

子の気持ちを受け取った時の、母親の表情を想像するととても幸せな気持ちになれますよね。

ただ、母の日は365日の中のたった1日でもあります。

この1日に何か特別な事をするのも素敵な心掛けですが、それ以上に残り364日の関わり方や、私達子ども自身の生き方はもっと大切だと思っています。

何気ないタイミングで電話やLINEをしてみたり、相手からきた電話やLINEを面倒くさがらずに心を込めて返す!!

小さい頃の母親の躾を忘れる事なく、母親が知ったとしても悲しまない生き方を鉄の掟とする!!

母親が笑顔で、子育てを誇って下さるような生き方を積み重ねていく!!

そんな事を自分自身と約束して、38歳の今日一日も歩んでおります。

幾つになっても親は偉大で、親のお陰で道を踏み外す事なく進んでこれました。

有難うオカア。

未熟なボク達にはまだまだ親父とオカアが必要です。

どうか元気でこれからも長生きしてね。