レスポンスの早さは、無一文から成り上がる王道だと思っています。
上の世界ほど、周りもまたレスポンスが早い人だらけになっていくからです。

もしも自身の周りがレスポンスが遅い人だらけなのであれば、それは自身のレベルがまだそのフェーズだからです。
類は友を呼ぶと言いますが、仕事もスペックの似通った人を引き寄せます。

｢忙しい人達だからレスポンスも遅いのでは？｣
と思うかもしれませんが、全くそんな事ありません。

確かに、上層部の方々ほど打合せや会議は多いでしょうし、その最中は物理的にレスポンス出来ません。
けれども、隙間時間の無い人間などいないので、出来る方々は隙間時間に、緊急度の高い案件から順にバンバン捌きます。

彼らは｢忙しい｣を言い訳にしません。
周りに暇な人のほうがいないとご存知だからです。条件は皆同じです。

そんな中｢忙しくて〜｣や｢バタバタしていて〜｣と口にすること自体、言い訳にしかならず、己の恥部を晒すだけだと心得ておられます。

成り上がっている方々ほど所得が高いので、当然1分あたりの時間単価は高くなります。
そんな中、自分がボールを握ったまま相手を待たせたら、どれだけ機会損失を負わせかねないか？
出来る方々はそこの感覚が鋭いです。

｢たかが1分｣と、今の自身の時間単価で甘く考えている限り、二流どころか三流の感覚だと思います。

上の方々ほどレスポンスの早い人間を好みます。彼らこそTIME IS MONEYの塊であり、時間という資産を大切にしてくれる相手を好むのは当たり前の事です。

上の方々に目を掛けられたいのなら、レスポンスから極めることです。
能力も何も要らず、気持ちひとつで極められることなので、新人の貴方にもチャンスだらけです。

簡単なことを、簡単に真似られないほどやり抜くのです。
きっとブルーオーシャンが待っていますからね。

経営者の動きの速度が、会社の発展の速度に連動しますから、これからもスピードには拘っていきたいです。

[新人向け参考コラム]
https://jinzaii.or.jp/15437