勝つ人間には責任が伴う

2017年10月22日両国国技館。
アッサム・エンダム選手を倒してWBAミドル級チャンピオンになった村田選手が、試合後のリング上でのインタビューで言った言葉を生涯忘れません。

「エンダムは友人です。初めてできた友人だと彼も言ってくれますし、僕もそう思っています。これは高校の恩師が言っていたことですけど、ボクシングで試合に勝つということは相手を踏みにじって、その上に自分が立つということ。勝つ人間には責任が伴うんだ…と言っていました。だから彼の分の責任を伴って、これからも戦いたいと思います」

ボクシングに限らない大切な教えです。
表彰される人間・限られた椅子やメダルに選ばれる人間・活躍を続けている人間、誰にでも当てはまる事だと思っています。

自分が優勝した大会。自分が合格した大学。
自分が受かった企業。自分が選ばれた役職。

選ばれた人の裏側には、選ばれなかった人達がいたはずです。
自分が歓喜に震える傍らで、涙を飲んだ人達がいたはずです。

にも関わらず、何の世界でも簡単に投げ出す人達がいます。
或いは、不正を働いたり不祥事を起こす人達もいます。

数多のライバルの涙の上に、今の自分が在る事を忘れて良いのでしょうか?

いち人間として、勝利者としての義理を果たしていこうよ🔥

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