松下幸之助さん

昭和の経営の神様はこんな言葉を残しています。

「きみ、社員は大事にせんとあかんよ。わしが、店を始めたころや。そのころは、店自体も小さいながら、それでも、次第に発展しておったから、人を採らんといかんわな。それで募集すると。けど、誰も来ぃへんわけや、早い話。ところが、時折、応募して来てくれる者がいる。こっちはな、とにかく人が欲しいから、まあ、誰でもいいというわけやないけど、そこそこであれば、決めるんや。明日から、来なさいと言う。ところが、そう言って本当に明日から来てくれるかどうか、心配になる。翌朝、その子が来てくれるか、表の道に出て、角のところで、そっと覗いていて、遠くから歩いてくる彼の姿を見つけると、嬉しかったな。よう来てくれた。すぐに店に戻って、待つんや。そんな状態やったな。だから、その子を育てんといかん、立派な人に育てんといかん、と心のなかで誓っておったもんや」

何度見ても目頭が熱くなります。

コロナ騒ぎにより世の中は未曾有の不景気に突入していますが、生きていれば良い時も悪い時もあります。そして悪い時こそ企業や社員の本性が見えます。

病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、
同志を愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?

いつだってこの事に「ハイ!!!」と即答出来る人間でありたい🔥

自分がプロポーズした相手ぐらい幸せに出来る人間にならなければ、親父とオカアが悲しみます。

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