素直であること

自分の主義思想・方法論を捨てる必要はありません。

ですが、あまりにも固執していると成長しません。
特に環境が変わった時ほどそう思います。

社会情勢は時々刻々と変わります。
転職や独立を経れば主戦場も変わります。

時代が変わり、環境も変わっているのに、自分だけが変わらなければどうなるか?
考えるまでも無いことですが、特に過去に上手くいっていた時期や経験がある人ほど、実によく陥りがちな事だと感じます。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」に尽きます。

彼らが評価されたのは、過去の職場や過去のプロジェクトであり、今の職場や今のプロジェクトではありません。
だから本当は、ゼロスタートのつもりで謙虚に素直に励む方が、成長も成功もしやすいのです。

過去の球団でどれだけホームランバッターだろうとエースピッチャーだろうと
過去のサッカーチームでどれだけエースストライカーや守護神だろうと

チームが変われば、新しいチームのベクトルに合わせないといけません。

鳴り物入りで移籍したは良いが、成績も残す前から自分のやり方に固執していては、いずれは二軍落ち、控え落ちが見えています。

自分のやり方の正当性を主張したければ、圧倒的な成果をあげる以外に道はありません。

圧倒的な成果をあげれば、どんなチームや組織でも影響力が増すものです。
それまでは、兎に角素直でいたほうが、成長の機会損失を減らせます。
大した成果もあげていないのに「これが私の考えなんです」「これが僕のやり方なんです」などという主張は駄々っ子と変わりません。

そもそも、己の主義思想や方法論が本当に良いものであり、間違いのないものであれば、今頃もっと世の中の高みへ行っているはずではないのでしょうか?

己の今のステージやフェーズこそが、己の主義思想や方法論の正当性を推し量るバロメーターだと思っています。

ステージやフェーズがまだまだなのであれば、早いうちに「でも」や「だって」はたまた「お言葉ですが」などのフレーズとお別れしないと、成長も成功も遠ざけます。
口に発さなければ良いわけではなく、思わないように努めることです。

人も運もお金も、素直な人のところに集まってくると信じて、これからも精進して参ります🔥

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