BEYOND立川FC

元BEYOND立川店店長の山根駿君が、今年度よりBEYONDグループ全体の研修担当となりました。

就任当初、うちのFCの傘下店舗にも挨拶回りに来て下さいました。

その時、最も印象的だったのはどこの店舗に行った時も
「僕はオーナーに感謝している」「オーナーに恩返しがしたい」
しきりにそのように話す姿でした。

とても感銘を受けたので、その日のうちに当該オーナーさんへ連絡をしました。

「あんな事を言える山根君も立派ですが、部下にあそこまで言われるHさんも本当に凄いです。
下からこんな言葉が生まれるなんて、どこまで部下のために働いてきたのだろうと思いました!!
社長をあんな風に言える山根君も、部下からあんな風に言われるHさんも共に尊敬です!!」

これに対する返答もやはり素晴らしく

「いえいえ。とんでもないですよ。僕の方が山根君には頭が上がりません。ここまで会社のために動いてくれて気も回りますし、頭も良いですし勉強になることだらけです。本当に彼には感謝です。」

お互いに対する尊敬や感謝が、本当に格好良かったです。

実はこれはとても大切なことなのです。

フィットネス業界だけに限った話ではありませんが、伸びていない企業や店舗は、トップが社員に感謝していないことがありがちです。

そういう人はSNSでのつぶやき一つとっても分かります。
自己評価が高く、普段あまり他人に感謝している様子がないのです。

当然のように、部下も写し鏡のように育ちます。
だからオーナーとスタッフの間に尊敬や感謝が薄いのです。

「自分が業績を伸ばしている」「自分の実力だ」
オーナー側もスタッフ側も、こう思い始めると、将来の天井が見えます。
それは個人としても、チームとしてもです。

いかに優秀な中間管理職やリーダーであろうとも
「自分が業績を伸ばしている」
こういう思想の上司から生まれた部下は、やはり同じような思想になります。

何があってもオーナー側は「部下のお陰様」と思っていて、
何があってもスタッフ側は「会社や仲間のお陰様」と思っているチームが最後は強いのです。

【まとめ】
★どこまで数字を伸ばせるようになったとしても、絶対に自分の実力だなんて思ってはいけません。そんな風に思った瞬間から驕りが生まれ始め、次第に学びの心が薄くなります。成長が鈍足になるのは時間の問題です。
★何があっても「会社あっての私」というマインドで望まないといけません。貴方が「業績を伸ばしているのは自分の実力だ」というマインドになると、貴方の部下も結果を出した時に、貴方に感謝する事なく「これは私の実力」と考えるようになります。
★貴方の部下は貴方を見て育つのです。

仲間に感謝、お客様に感謝、取引先に感謝。
そんな心を、組織のDNAに刻んでいきたいものです^^

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