一人称

他人に物申す時に「誰々がこう言ってた」という言い方を私は好みません。

人に嫌われたくない心理、矛先が自分に向くのを避けたい心理がそうさせるのかもしれませんが、第三者の名前を借りるのは何だか姑息に感じます。

他人を盾にしなければ言えないようならば、物申す資格なんて無いと思っています。

「下からの声で」や「上の方針で」や「お客様が」などの 三人称に逃げない人だからこそ、言葉に本人の体重が乗るのだと思います。

責任逃れしてたら発する言葉が軽くなります。
軽い言葉が一体誰の心に届くのでしょうか?

主語を一人称にしない限り、貴方の声は他人の心に刺さりません。

「貴方はどうしたいの?」「貴方はどう思うの?」って話です。

ただの伝書鳩なら、貴方である必要すらありません。

“He”とか“She”じゃなく、 “I”で伝えるように気をつけています。

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