人材育成

人材育成は経営者や世の上司の永遠の課題ではないでしょうか。

育成に終わりはないですからね。

終わりがないからこそ
「自分に何が足りないか?」
「もっと磨きをかけられないか?」
考えれば考えるほど一生課題は尽きませんし、そんな試行錯誤の中で、自らも育ち続けることが出来ます。

このように『育成対象者だけではなく、同時に己そのものを育成出来ること』が人材育成の真価だと私は思います。

“相手のため”がそのまま“自分のため”になる代表例です。

そういった意味で、職場から育成任務を任されている世のビジネスパーソンは幸せです。
育成対象者はもとより、貴方を育てたいという上司や職場の思いの現れですからね。

人材育成を担っていると知識面では段々教えられることは減っていくものですが、そこからが本当の意味での『育成のスタート』です。

知識の先で、育成者として何を教えられるのか?

そもそも、知識を教えて導く行為は『育成』ではなく『指導』だと個人的には思っています。

だから「お客様を指導する」というフレーズは耳にすれども、「お客様を育成する」というフレーズはあまり耳にしません。

人の上に立っていて
「もう教えることがなくなった」
「教えられることは教え尽くした」
そんな風に思った時ほど、己に対して例えばこんな問いかけをしてみてはいかがでしょうか。

①「免許皆伝か?」
②「貴方の手を離れても一人で大成出来そうか?」
③「相手に人間としてのノビシロはもう無いか?」

Noであれば、きっとまだまだ育成者の道半ばです。

「これ以上成長させられない」
そう思った瞬間に自分の成長もそこ止まりです。

人間としてのノビシロが無くなる人などいないので、やはり冒頭の「育成に終わりはない」の一言に集約されます。

終わりがないからこそ、探求しがいがあって面白いのです。
相手と共に日々成長出来る環境に感謝です。

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