点を繋ぐ

脱サラして約9年半になります。

システムエンジニア

スカウトマン(基本給無し&完全歩合)

経営者

という異色の職歴を経てきましたが、それでも各地点において、過去の職歴が役立った事は枚挙にいとまがありません。
SEの時は自分がいつかスカウトマンになるなんて思ってもいませんでしたし、スカウトマンの時は自分がいつかジムを経営するなんて思ってもいませんでした。

なので当然ながら
「将来この業界に携わるから、今のうちにこんな知識やスキルを磨いておこう」
などといった計画やビジョンもありませんでした。
いただいた目の前のお仕事に、ただただ集中して取り組んでいただけです。それが良かったのだと思います。

SEとして、人様に自慢出来るような難しい任務を与えられていたわけではありません。
それでも、システム周りの外注先の方々が、裏側でどんな汗を流してるかイメージぐらいは出来ます。だから苦労を理解して差し上げることが出来ますし、切り口も提案して差し上げることが出来ます。
スカウトマンとして培ってきた顧客思考・クロージング・ネゴシエーション・即レス習慣・自己管理全般etc‥は、今も毎日私を救ってくれている基礎の基礎です。

スティーブ・ジョブズの有名なスピーチを引用するわけではないですが、「全くの異業種で、何の繋がりも無さそうな所で、点と点が繋がっていくから人生は面白い」と歳を取る度につくづく思います。

スティーブ・ジョブス 伝説の卒業式スピーチリンク

このことを踏まえ、希望の若い芽に伝えたいことがあります。

「会社のため」なんてスケールじゃなく、「自分のため」で今は全然構いませんので、その代わり、どんな仕事も絶対に手を抜かないで下さい

例えば「これコピーしといて」と声をかけられた時に、雑務が降ってきたと考えるのか?或いは会議準備を任されたと考えるのか?
前者と後者では、取り組み方もアウトプットも全く別のモノになります。
それを繰り返してきた人の人生も全く別のモノになります。

無駄なことなんてひとつもありません。
意味があるからその仕事は自分を選び、自分のもとにやってきてくれたのです。
小さな仕事で手を抜く人のもとに、大きな仕事はやってきません。

このご時世にお仕事があるだけで、有り難くて有り難くて仕方が無いことです。
皆様・神様・世の中様、いつも本当に有り難うございます。

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