湘南暮らし1周年

湘南に引っ越してから、先月末で丸1年が経過しました。

世界中を巻き込む壮大なペテンのために、気軽に海外旅行も出来なくなった2020年を迎え、せめてもの気晴らしに12〜3年ぶりに湘南にサーフィンに出掛けた日のことです。
その帰路で近隣エリアを散策して、街や住人達の雰囲気に一目惚れしました。

2013年に人生初のタワマンに引っ越してから丸7年以上同じ部屋に住み、3度目の更新料も払った直後でしたが、移住を即決しました。
新宿という戦場で出会った方々のことは大好きで、歌舞伎町には人生が変わるほど育ててもらいました。

ですが、大学時代に4年間住んだ横浜と、社会人デビュー後に4年間住んだ川崎に比べて、新宿には故郷のような感情があまり芽生えませんでした。

何年経っても横浜と川崎は、出かける度に故郷に戻ったような感情が湧くので、その差をずっと不思議には感じていました。

もしかすると、田舎で生まれ育った私にとって、新宿は都会過ぎたのかもしれません。

丸7年以上住んで、あのマンションで住人と挨拶を交わした記憶はほぼありませんが、今の住まいに引っ越して最初に驚いたのは、ロビーですれ違う方・エレベーターに乗り合わせる方がとにかくよく挨拶をして下さることです。
子どもからお年寄りまで一人残らず温かいのです。

田舎者の私が求めていたのは、これなのかもしれません。
人の温かさ、人と人の触れ合い。

それがあるこの街は、やっぱり大好きです。
帰宅するたびに心の奥底から癒されます。

「今日も頑張って良かった」「明日も頑張ろう」
毎晩そう思わせていただける街です。

私も同じ街に住む誰かにそんな感情を与えられる住人、この街の素敵な雰囲気を形成する一人でありたいものです。

街も会社も、雰囲気やカルチャーは所属する一人ひとりによって作られます。

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