自責思考

水商売の世界では、コロコロとお店を変える人材は「転々虫」と呼ばれます。
移籍後こそモチベーションが高く、お店やお客さんに感謝をしているものの、その先が毎度お決まりのパターンです。

痛いお客様に当たる。黒服に粗悪な対応をされる。問題児(同僚)が現れる。給与や勤怠システムに問題が起こるetc…。
いつも「周りのせいで気の毒な目に遭う」のです笑。

他の人材は前向きに働いているのに、その人材のもとにだけ、働き続けられない問題が起こるのです。

よっぽど運が悪いのでしょうか?笑

この手の話は何も水商売に限ったことではなく、昼間の業界でも頻繁に見聞きしますが、「各々事情や言い分あるだろうけれど、毎回貴方一人だけ不遇なわけがない」の一言に尽きます。

自分には不満が溜まっている一方で、愚痴ひとつ溢していない同僚もいる。
この原因はシンプルで、その同僚が自分より努力しているだけの話です。

自分が変われば、世界は変わります。
自分が成果を出せば、周囲からの扱いが変わります。
身の回りで起こる全てのことは、自分に原因があります。

不満の矢印を他人から自分に向けた瞬間、人生は180°変わります。

他人や周りのせいにして職歴欄を増やす前に、自分の数字を増やす努力をされたら良いのに、それをせず歩んできたから自分を今のフェーズ止まりにしているのです。

職場で何か不満が生まれた時に、己にかける言葉なんてひとつで

「他人は良いから、グッと耐えて社内で一番取ってごらんよ」

これしかありません。

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