結果主義
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2021 / 09 / 13
何を話しているかよりも、誰が話しているかが大切なのです。
方法論や主義思想は百人百様なので、耳触りの良い助言もあれば、耳の痛い助言もあります。
「甘ければ駄目」「厳しけば良い」と一概には言えませんが、その助言者は何を成し遂げている人なのか?
ここをモノサシにすると、取捨選択の精度が上がると思います。
仕事で成果を出したいなら、仕事で成果を出している人の言葉。
競技で成果を出したいなら、競技で成果を出している人の言葉。
学業で成果を出したいなら、学業で成果を出している人の言葉。
成果の低い人よりも、成果の高い人の言葉のほうがシンプルに信憑性や説得力があります。
そして、成果とは他者評価が全てです。自己評価をもとに上に行けることは無く、他者評価によって到達点が決まります。
なので私は、助言や意見が欲しい時は、他者評価を獲得して高みへ到達している方々にお願いしています。
到達点の低い人が発信するやり方やマインドを参考にし、自分も同じフェーズ止まりになるのは勿体無い事です。
ともすると、誰と付き合うかの選択は元より、誰と付き合わないかの選択も肝心だと思います。
私達は、付き合う相手から大なり小なり影響を受けるからです。
仕事で出世したいなら、仕事で出世している方々と付き合うのが近道ですし、そんな方々の言葉のシャワーを浴びると、自分のマインドも感化されていきます。残念ながら逆も然りです。
先ゆく方々から良い影響を受けつつ、小さな成功体験を積み重ね、自分の言葉を自分で正解にしていきたいです。
自分の言葉を正解にするのも不正解にするのも自分だけです。
自分の方法論や主義思想を肯定したいのであれば、結果を出すしかありません。でなければ、ただの偏屈になります。
相手の方法論や主義思想を否定したいのであれば、相手より上に行くしかありません。でなければ、ただの嫉妬になります。
(※とは書いたものの、自分より先に駒を進めている方なのですから、個人的には否定する暇があれば参考にしたい派ですが。)
世の中結果が全てです。結果を出していけば、人に対する僻み妬みの感情も消えていきます。
相手をどれだけ否定したところで、それによって自分が上に行けるわけではありませんし、モヤモヤドロドロした気持ちは消えないでしょう。
「嫉妬は醜い」という意見は度々耳にするものの、「嫉妬したら負け」なのではなく「嫉妬を放置したら負け」なのだと私は思います。
嫉妬した自分を無理に自制することなく、その気持ちをバネにすれば良いのです。
悔しさを、相手ではなく自分にぶつけるようにすれば、きっと人生は今より更に好転していくはずです。
周りが出来るのはあくまでもお手伝いまでで、自分の人生を変えることが出来るのは、この世にただ一人自分しかいません。