出会いと別れ

出会いがあれば別れがあり、良い別れがあるから良い出会いがあります。
社員にしろ恋人にしろ、別れは必ずしもネガティヴなものではないと思っています。
私も人の子ですから、好きな相手との別れはやっぱり寂しいですが、この「好き」とか「寂しい」という感情に左右されると、大切な判断を見誤ります。

好きだからといって、難のある人が私達の限られたスペースを陣取っていると、素敵な人との出会いや時間を逃します。
ゆえに、関わりたい人ばかりでなく、関わらないようにすべき人を見定めることも必要だと思っています。

自分自身も、ただ刹那的に楽しいだけの人間が、Myフォルダの多くを占めていましたが、それは若い頃の話です。
今は運気が下がる人とは関わりを断ちますし、時間を共にして成長や刺激の多い人間が、Myフォルダの多くを占めています。

何かを手放すから、何かが手に入るのです。

その点から言えば、経営者やマネージャー層にとって、部下の離職も寂しい別れかもしれませんが、悲観することばかりではないはずです。

「問題のある組織は、優秀な人材から辞めていく」
「優秀な組織は、問題のある人材から辞めていく」

一般的にこう言われていますから、自分達のチームを省みて、人の循環が前者か後者かが重要です。
向上心の無い人や成果の乏しい人まで、居心地よくズルズル居座れてしまう環境ならば、よっぽど考えものだと思います。

もしも後者ならば、新陳代謝が健全な組織ですから、寂しい別れもハッピーエンドを迎えるための伏線です。

目先の感情を軸にするのではなく、成長を軸にパートナー選びをすれば、きっと実り豊かな未来が待っています。

 

[追記]
離職を反省しないのは話が別です。
経営者やマネージャー層が離職から学ばなくなったら終わりです。

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