人格

昨日、とある先輩がご自身の媒体上で
「大学で教える事で社会で使えるものはあまりない」
「人として大事な事は幼稚園でほぼ教わる」
「学校で活躍する人は答えのある問題に強い人」
「社会で活躍する人は答えのない問題に強い人」

と綴っておられ、一言一句に共感を覚えました。

私も採用活動で学歴を気にした事がありません。
経験や知識やコンテスト実績も全て二の次です。

人材派遣業界に10年以上携わり、膨大な数の方々と面談をさせていただきましたが、なまじ経験や知識があるほうが無駄なプライドや頑固さが邪魔をして、その後の教育のコスパが悪いです。

経験上、『素直な馬鹿』が一番伸びます。

経験にしろスキルにしろ、履歴書に書けることの殆どは、後から職場で付け足せますが、人格だけは他人が容易に付け足せません。

スタート地点の差など、人格の差で容易に逆転します。

「素直な心」「熱意」「努力」といった言葉は、あまりにプリミティブ(素朴・原始的)なために、誰も気に留めない。しかし、そういう単純な原理こそが人生を決めていくポイントなのだ。
稲盛和夫 <京セラ創業者 / 日本航空名誉会長>

履歴書に書けない『人格』の研鑽こそが、成功するための一丁目一番地です。

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