【無私~相手のため~】

「相手のため」とは言え自分が勝手にしたことです。

相手がどう反応するかは本来どうでも良いはずです。
相手の反応に執着することは厚意ではなく干渉です。

「相手のため」が本当なら何も望まないし何も求めない。
それが無私というものです。

この事を心得ておかないと「こんなにしているのに何でだ!?」
と自分本位な怒りや悲しみに囚われ易くなります。

そうなると最早相手のためでも何でもありません(笑)
ただの押し売り状態です。

心の何処かに望みや要求があるのなら
「貴方のため」などと回りくどい言い方をせず
単刀直入にお願いした方がよほど信用されます。

されたお願いごとが「自分のためにもなる」と思えば
放っておいても相手は動くものだと思います。

ためになるかどうかは相手本人が判断する事です。
相手の心は相手本人が決めることです。

ただし一片の淀み無く相手のためにした事ならば
本当は自ずと「嬉しい」「有難い」と感じてもらえるものです。

相手がそう感じないのはこちらに私心があり
それが伝わってしまった証明だと思います。

お知らせ一覧へ戻る