朝礼暮改

先日、与沢翼さんがこんな投稿をなさっていました。

時代や環境が変われば、思想や方法論も変わって当たり前です。
ましてや変化の著しいこのご時世、朝礼暮改ですら悪い事だと思いません。

時代に取り残されないように、世の中から淘汰されないように、関わる人も考え方も常にアップデートしていきたいです。

「この世に生き残る生物は,最も力の強いものではなく,最も知性の高いものでもなく,最も変化に対応できるものである。」
By ダーウィン

この言葉自体には諸説ありますが、企業や経営者にはこれ位の危機感があっても良いと思います。
一貫性は安心感の一因になり得るかもしれませんが、5年前や10年前と比べ、関わる人や考え方が変化していないほうが、私ならよほど不安を覚えます。

古き良き教えは大切にしようとも、あくまでも「素直」「熱意」「努力」などの人としての基礎の基礎の部分です。
それ以外の仕事や人生設計の価値観に関しては、時代が違うのに親の言う事を鵜呑みにし過ぎるほうが、よっぽど危険だと思います。

例えば「良い大学に進んで、大企業に入れば一生安泰」などは、時代錯誤も甚だしいです。

親の教えとは、下手したら祖父母の教えでもあります。
そうすると50〜60年前の価値観ということになります。
50〜60年前の価値観で人生設計しておいて、一生安泰なんてあり得ません。

安定を今追いかけるほど、不安定な未来に近付きます。
臨機応変さはサバイバルの肝です。

経営者は人様の人生を預かっており、臨機応変に舵取りが出来なければ全社員とそのご家族を沈没死させる危機感と常に隣り合わせです。

そんな人達のことを「言う事がコロコロ変わる」などと馬鹿に出来るでしょうか?

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