愛社精神

愛社精神を持つ社員が現れるのは幸せな事です。
しかし、それは期待する事ではありませんし、ましてや強要する事ではありません。
何故ならば、愛社精神なるものは、成果に応じて後から芽生えるものだからです。

例えば学生時代の部活動も、入部1日目から「愛する我が部」と思う新入部員はいないと思います。
日々の部活動を経ながら、かつ部の歴史や勝利の中に、自身の爪痕を感じながら、次第に部への思い入れや愛が強まっていくものではないでしょうか。

1年生より3年生のほうが、補欠よりもエースのほうが、チームへの熱量が高いのは当然です。

同じ理屈で、会社の発展のなかに個々が自分の爪痕(=功績)を感じることが出来れば、社歴と共に会社への熱量は高まっていきます。

部活で活躍した後ほど、熱い勝利を収めた後ほど
「この部活に入って良かった」
と感極まり、厳しく受けた指導や過酷な練習が報われた気がしてつい涙腺が熱くなったように

誰にも負けない努力を重ね、そして活躍した後は
「頑張ってきて良かった」
「この仕事を選んで良かった」
「ここに入社して良かった」
と思えるものです。

幾つになっても、部活少年部活少女よりも熱く青春することは出来るのです。

先日武蔵小杉店の山内店長が、スタッフ2名のコンテスト準備をサポートしたい一心で、例月以上に頑張ったようです。

終盤は体力的な疲労も感じたようですが、終わって目標を達成した時に
「頑張ってきて良かった‼︎」
と爽快な達成感を感じたと話してくれました。

こんな人がお店や仕事が一層好きになるのは必然です。
そしてそんな人材に、人様は仕事を任せたくなるのも必然です。

勤務先が嫌い、或いは仕事が辛い、イヤだと思いながら働いている人よりも、勤務先・仕事を愛してる人のほうが、お客様にも一生懸命サービスしてくれそうで、仕事をお願いしたくなります。
(少なくとも私自身がお客になった時はそうです。)

お客様も部下も上司も集まってくる人は、相応に多忙な毎日にはなりますが、その後には必ず成果や達成感が待っています。
それを知らない人生って本当に勿体ないです。

青春とは心の在り方です。
年齢を重ねたり、シワが増えたら老けるのではなく、心が若さを失ったら老けるのです。
社員誰一人例外なく、とびきりの青春を過ごせる会社にしていきたい。

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