当BEYONDグループでは、予算を積めばリスティング広告を本部(フランチャイザー)が代行して下さる便利な仕組みがあります。
にも関わらず、私はそれを活用しておりません。

理由は
①集客を外部に依存しきると企業として脆い。
②ノウハウや知識を自社でも積み上げていきたい
③上手くいかなかった時に本部のせいにしたくない。
この三つです。

飲食だったら食べログ、美容業界だったらホットペッパービューティー、夜業界だったらホス●スやシティヘ●ン等々、何の業界でも業界内に大きなシェアを占める媒体はあります。
しかし、何かひとつの媒体に依存しきっている会社を見ると
｢その媒体が潰れたらどうするつもりなんだろう｣
｢一生潰れない保証のある媒体も企業もないのに｣
などと個人的には思います。

ひとつの生命線頼みの企業は地盤が脆弱です。
例えば、飲食業界は特に打撃を受けた2020年2021年でしたが、中でもインバウンド集客一辺倒だった店舗は、一瞬で撤退した店舗が多かったのではないでしょうか。これは異業種に携わる私も教訓にしなければいけません。

生命線は複数持つに越したことはありません。かつ、生命線のひとつとして、自社集客・自社メディアはなるべく強化しておきたいのです。

当グループでは、2021年にWEBに知見のある方が本部に中途入社してから、WEB集客が強化されました。
大変有り難く頼もしい事ではありますが、優秀な方であるだけに、その方が一生グループに残ってくださる保証はどこにもありません。

ですから、｢何があってもうろたえたり打撃を受けなくても良いように｣かつ｢まだこの先長い自分の人生を見据えて｣、広告の仕組みを理解しておけば、生存力が鍛えられると思います。

人生何があるか分かりませんから、資産を大きく失うことも、この先無いとは言い切れません。
しかし、例えお金を失っても、その時に自分の脳に沢山の経験・リソースが蓄えられていれば、きっと何度でもやり直せます。

自分でもメリットがあると思ったから話に乗っかったクセに、上手くいかなくなると相手を責め立てたり、もしくは内心不満を持つような方達は世の中少なくありません。

そんな格好悪い人間になりたくありません。

強い企業・強い人間・格好良い人間になるために、毎日脳ミソに汗をかいて生きていきたいです。